土地家屋調査におけるテラマッパーの提供価値

高島土地建物登記事務所

かなめ測量株式会社 高島 和宏様

1) 書類作成の簡素化
土地家屋調査におけるご利用用途としましては、点群生成によって生成されたオルソ画像を立ち入りの際の説明資料として利用や、法務局へ提出する報告書への添付資料としても利用可能です。
2) 現場効率の向上
弊社ソフトウェアであるTerra Mapper Cloud版の公図との重ね図機能と併用して現場境界線の事前把握や立ち入りの際のわかりやすい説明手段としても活用が可能です。

Interview 1

土地家屋調査士の主な業務

土地家屋調査士(以下、「調査士」)の主な業務は、土地と建物を法務局に登記申請することです。
単なる書類作成の代書にとどまらず、現地調査や測量を実施して図面の作成や調査報告書の作成を行います。現場作業があるという点で、特殊な士業かもしれません。

Interview 2

ドローンの魅力

従来は地上における調査や測量を実施しますが、近年普及してきたUAV(ドローン)は調査士にとって、非常に強力なツールとなると感じております。塀や建物で囲まれた敷地、庭木や物置などで見通しがきかない場所も多くあります。
また、建物調査では屋根材の種類等も登記項目となっていますが、3階建てや、勾配の少ない屋根が近年増えてきて、地上から確認できない場合も多くあります。
そんな時に、飛び道具であるUAVは非常に便利です。写真として記録が残りますので、そのまま法務局に提出する報告書に添付も可能です。

Interview 3

ドローンでも安価で高精度な測量を実現

調査用の飛ぶカメラとしての利用方法だけでなく、測量もUAVでできるようになってきました。
もちろん、写真測量と呼ばれる昔からある測量技術に変わりはありませんが、以前は、小型飛行機を借り上げて、高度何百メートルという高さから撮影するものでしたので、費用が高額であって、調査士のようなミクロな測量には精度が足りないものでした。
これが、UAVを活用することで、安価でかつ高精度な測量が可能となってきています。

Interview 4

「現場」をそのままパソコンへ

また、低い高度でUAVを飛行させて、高解像度で撮影した画像をパソコンで解析することで、3次元の立体モデルができあがります。現場がそのままパソコンの中に入った状態です。
これにより、パソコン上で計測し、図面を作ることができます。
ただ、数センチ単位の高精度な解析を行うためには、高性能なパソコンと解析スキルが必要であり、導入にはまだ非常に敷居が高い状況です。

Interview 5

テラマッパー独自の強み

そのような中、UAVで撮影した写真をクラウドにアップロードして解析を自動で行ってくれるサービスがいくつか登場してきました。
その中でも、テラドローン社が行っているテラマッパーは、日本製であり非常に使いやすくできています。費用も月額5万円からとなっており、初期費用がいらない点も助かります。

Interview 6

現状と今後の展望

現時点では、地上基準点に位置合わせするGCP機能は、月額10万円のPRO版に限られていることと、解析処理にかかる時間や待ち時間の見通しができない点は多少不安が残りますが、今後、調査士業務に必要な機能に限定した低価格で迅速な解析処理がサービスされることを期待しています。