アップデート情報

Terra Mapper デスクトップ2.17.0アップデート情報
(2023/12/07時点)

1.3次元データの黒欠除去

特定のアングルから空撮した場合、3次元データに黒欠が生じるケースがありました。
今回のアップデートでは、新規アルゴリズムによって黒欠をカバーできる仕様に変更されました。
詳細は下記イメージを参照下さい。

 

2.鮮明なコントラスト創出

深みのある影と輝度の高いハイライト、細かな色彩で、より鮮明なコントラストが生み出されるようになりました。3Dモデルの見栄えが大幅に改善されています。

 

3.動作物によるノイズの除去

空撮する際、動作する重機や歩行者のシルエット、木の枝の揺れ等がノイズになるケースが見受けられます。今回のアップデートでは、道路や駐車場に出勝ちな不要ノイズが除去される仕様になっています。

 

4.スナップショット機能のアップデート

点群、DSM等の解析画面で “C” キーを押下する事で、
レンダリング領域をスナップショットする事も可能です。スナップショットされたデータは resultフォルダに png形式で保存されます。また保存データのファイル名には、スナップショットした日付と時間が記載されます。

 

5.テクスチャの改善

新規テクスチャアルゴリズムによって、
演算速度が大幅に改善し、3次元データもより光沢の多い仕上がりになりました。更に、演算効率の向上のみならず、
より少ないメモリ容量(従来バージョンの10分の1)でテクスチャ生成が可能です。

 

Terra Mapper デスクトップ2.9.0アップデート情報
(2019/08/26時点)

 

1.Phantom 4 RTK対応

Phantom 4 RTKに対応致しました。

Phantom 4 RTKは従来はそのままソフトに写真を読み込ませると楕円体高の高度が差分として出てきてしまいますが、ソフト内で自動計算して結果を出力することが可能となりました。

また、Phantom 4 RTKを使用する際はGCPを使用しないで測量に使用することも可能ですが、200m四方程度までは3点以上は置いて使用して頂く方が測量精度が安定しますので使用を推奨致します。

①従来通り、撮影した写真データを入力する。

「入力データの座標系」→WGS84

「飛行データの基盤地図情報」→楕円体高

「プロジェクト座標系」→GCPを計測した場所の座標系(例:JGD2011 CS2)

「プロジェクトデータ基盤地図情報」→Japan GSGI2011_v2.1

を選択し、カメラ位置調整を実行。

 

②対空標識の座標入力

対空標識の座標データを入力し、

「名前、東距、北距、標高」の順に入れ替える。

×「ローカル座標系」→○「座標系選択」にチェックを入れて頂き、「入力データの座標系」が対空標識を計測した座標系になっているか確認する。

 

③標定点と検証点の設定

左下にある「対空標識模様の直径」を実際の対空標識の模様の直径と合わせる。

その後、標定点と検証点の指定を入れ、「次」を押す。

 

④次の画面で対空標識の中心にカーソルが来るように修正し、修正が終了したら終了を押し、確定する。

 

⑤対空標識の選択終了

成功すると、上図のように対空標識が点群内に表示される。

ここまで来たら、データを保存し、点群生成に進む。

 

2.録画機能の追加

点群を表示させている際、レコーダー機能を追加しました。

点群を操作する間、画面の録画が可能となります。

操作説明や3次元モデルを録画する際にご使用出来ます。

 

3.バグ修正

点群をtxtファイルにて保存する際、RGBデータを付随した形で保存すると容量が大きくなってしまう問題を解決しました。

一つ前のページへ戻る